西予市は、海抜0メートルから1400メートルの地理的に恵まれており、総面積は51,479haと県下でも広大な土地を有しています。そのうち山林面積が38,571haを占めており、中でもスギ・ヒノキの人口林率が高く、67%を占めています。また、木材生産が可能な8令級以上の森林が87%を占め、安定的な出荷が出来るように資源は充実しています。
生産体制としては、平成23年度に市が創設した林業活性化センターが主となり西予市森林組合及び第三セクターの(株)エフシーと協働して、山林の団地化を推進して適正な施業計画のもと、路網整備、高性能機械の導入等の基盤整備により、施業の低コスト化、木材の安定供給を図っています。
また、ヒノキの素材生産量、全国1位(平成22年度木材統計)である本県の一角を担えるよう、色、つやがよく、年輪幅が狭く、節が少ない「宇和桧」のブランド化を図っています。