久万高原町は、林野率90%、民有林の人工林率86%を誇り、平成27年度の民有林素材生産量は204,412㎥にも及ぶ全国有数の林業地です。
森林整備対策として、平成17年度から「久万林業活性化プロジェクト」による提案型集約化施業を推進しています。平成26年度実績は、間伐面積1,000ha、素材生産量71,666㎥に達し、順調に事業量を伸ばしています。また、木材の利用対策として、林家、製材業者、建築業者等で組織する久万材の家づくり推進協議会により建設された「久万高原の家モデル住宅」に町が木と住まいの相談窓口を設置し、官民一体となり、木造住宅の良さを広くPRしています。
今後は、久万材のブランド力の向上を図るとともに、消費者ニーズに対応した木造住宅の開発に取り組み、日本一の木材供給産地を目指します。