日本海に浮かぶ「隠岐諸島」の中で、最も大きな島「島後」に位置するのが「隠岐の島町」です。本町の総面積は24,295haで、その内森林面積は21,100haとなっており、島の約86.8%が森林となっています。また、その約48%が人工林で、人工林率は全国平均も上回る状況となっており、その中でも、特に伐期時期を迎えたスギ、ヒノキが豊富です。
現在、本町は、今年4月に策定した隠岐の島町森林整備計画のもと、この豊かな森林資源を活かした「緑のコンビナート構想」の構築に向けた取組を推進しており、隠岐の島町産材の島内需要の拡大はもちろん、更なる木材製品の品質向上、合法木材の認証推進による、島外への出荷拡大に向けた取組を行っており、持続可能な里山再生を目指しています。