宇陀市では、森林面積が自治体面積の7割以上を占めるため、古くから林業及び木材生産が主要産業でした。
近年、外国産木材の流通拡大に伴う国産木材価格の低迷等により、国内の林業及び木材生産を取り巻く状況は非常に厳しいものですが、とりわけ、床柱などに使われる磨き丸太の品質は高く、今も変わらぬ伝統の技術をもって生産されています。
また、地域材を使った建築物の新築やリフォームに助成する「宇陀市産木材利用促進事業」を展開し、助成対象を市民に限定せずに市外の建築物も対象とするなど、優良で豊富な地域材の利用促進に努めています。