協定自治体の紹介

奈良県:川上村

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更新日:2020年02月05日

川上村(カワカミムラ)

川上村の登録事業者一覧

役所所在地 〒639-3594
吉野郡川上村大字迫1335番地の7
みなとモデル担当部署 地域振興課
 - 電話番号 0746520111
 - FAX番号 0746520345
ホームページ http://www.vill.kawakami.na...
自治体面積 26916 ha
人口 1733 人

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首長:栗山 忠昭 (クリヤマ タダアキ)

林業・木材産業データ

森林面積 25576 ha
森林率 95 %
主要樹種 スギ、ヒノキ
林業・木材産業従事者数 76 人
林業・木材産業事業者数 59
木材利用方針 PDFダウンロード
森林認証:1 SGEC NFEA-005
森林認証:2 SGEC NFEA-036

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林業・木材産業のPR

 日本三大人工美林のひとつ『吉野杉』の中心地であり、人工林の歴史は、日本でも一番古い約500年と言われています。吉野杉の特徴は、『密植』『多間伐』『長伐期』です。これは、極端な密植と間伐を繰り返すことにより、成長を抑制して芯から年輪幅が細かく均一な材を育てると同時に太くならず上に伸びていくため下(根元)から上(末)までの部落ちが少ない(本末同大)木となり、40年までに枝打ちを行うことにより、真ん円な枝の無いまっすぐな材が出来ます。このように、手間暇をかけて育てられた優れた林業技術と立地条件(気候、地質)により、強度があり色艶が良好で香りの良い材として広く珍重されてきました。
主として、建築用材として利用されていますが、江戸時代には色艶・香りがよく節がないことから樽丸材としても利用されてきました。

環境に関する取組み紹介

 川上村は、日本でも有数の雨の多い大台ケ原から流れる『紀ノ川(吉野川)』の源流にあたる水源地の村であり、奈良県の北中部、和歌山県北部の水瓶であることから、下流域の人々と共に”かけがえのない水と森と山を育てていきたい”そんな願いと決断のもと、1996年(京都議定書採択の前年)に全国に向けて『川上宣言』を発信しました。そして、紀ノ川(吉野川)の源流である大台ケ原の原生林(約740ha)『水源地の森』を購入し、人々の暮らしに大いなる自然の恵みを与えてくれる『森林』とそこから流れるきれいな水を流す役割を果たしています。
また、”樹と水と人の共生”をキャッチフレーズに自然と触れ合える村づくりを実施しており、2009年には『川上村環境基本条例』を制定し、豊かな自慢の種(自然資源)を守り育み次世代への継承を図る施策を進めています。

観光情報

 川上村では、自然を活かした観光に力を入れ、財団法人を設立し『湯盛温泉 ホテル杉の湯』(リゾート観光ホテル)や『匠の聚』(芸術家を受け入れての体験学習施設)、『もくもく館』(林業資料館)を運営するとともに、『森と水の源流館』で森と水の恵みを体験する施設のほか、水源地の森(原生林)を体験できるツアーなどもあります。
また、村営の『吉野杉工房』では、木製品の製造販売、木製家具の展示販売をしているほか、『白川渡オートキャンプ場』や渓谷・ダムを利用した『釣り堀』や『つかみ取り』などもあります。
 自然豊かな森では、有名な山への登山コースや情緒あふれる滝が多々あり、自然の癒しを醸し出されます。

特産品情報

 川上村では、古くから保存食として食べられてきた『柿の葉寿司』は全国的にも有名になり、各家やお店によって味はさまざまです。また、昔懐かしの『かきもち』や『きりこ』なども販売しています。
 きれいな水、気候を活かしての『素麺』や『豆腐』、『野菜』等も好評です。
 また、吉野杉・桧で制作する木工・木芸品や山野草、村営の『吉野杉工房』では、吉野杉の木目を活かした「柾波製品」や自分のイメージ・スタイルにあった各種家具類等もオーダーメードで注文を承ります。