住田町は、町面積の9割を占める約3万haを森林が占め、良質な「気仙材」の産地として、古くから林業・木材生産が盛んな地域です。先人から受け継いだ豊富な森林資源を後世に引き継ぐと同時に、町の基幹産業である林業・木材産業を発展させていくため、町内において川上から川下(木材生産から製材・加工、利用)まで一貫した木材流通体制を整備し、消費者からの幅広いニーズに応えられるよう木材供給機能の向上に努めています。
健全で豊かな森林づくりを進めるため、平成15年度に町有林を中心としてFSC森林認証を取得しました。現在では町内の森林の5割近くが認証を取得しており、環境や地域社会に配慮しながら、経済的にも持続可能な森林づくりを目指しています。