地球温暖化、CO2の削減等、環境意識が高まる中で、森の役割が見直されています。森は生き物です。しかし、その森に、だんだん、元気がなくなってきました。元気を取り戻すためには、間伐という森の仕事が必要です。そこで、馬路村は、平成11年に「森の仕事まるごと販売計画」を立ち上げ、間伐材を使った商品をくり販売を行って、収益の一部を間伐作業に還元する仕組みをつくりました。事業の中心は、株式会社エコアス馬路村です。間伐材でつくったmonaccaの木のバッグは、海外の展示会で高い評価を獲得。ほかにも、天然木でつくったテーブルなどの販売もしています。杣人の魂が宿る馬路村。次世代に向けた永遠の森づくりと循環型の林業への挑戦は続きます。