本市は、秋田県の南東端と栗駒山系を流れる皆瀬川と神室連峰を流れる役内川が合流する雄物川上流域に位置し、秋田スギの良質大径材産地です。森林面積は、総面積の81%(63,976ha)で、うち国有林49%(31,439ha)、民有林51%(32,537ha)です。木材利用推進については、国の木材利用の促進に関する法律に基づき、「湯沢市公共建築物等への木材利用推進に関する基本方針」を平成24年4月1日に策定し、間伐材利用の積極的な推進を図っております。平成25年度からは、市単独事業として「湯沢市地域産材活用木造住宅建築促進事業」を実施し、木材産業及び建築産業の振興・地域経済の振興のため、地域産材を利用して住宅を新築・改築する経費の一部助成と「森林活性化支援事業」として、再造林・下刈を行った者に対して、資源の循環利用・持続可能な林業振興のため補助事業の嵩上助成を実施しています。