長門市の森林面積は26,809haで総面積の約75%を占めています。その内、主要樹種であるスギ・ヒノキは10,000haで、木材として利用できる8齢級以上の割合は約55%と、今後の木材利用促進に向けた取り組みが重要となっています。このような状況から、市公共施設へ、長門市産材を積極的に利用するなど、木材の利用促進に努めています。
また、本市に豊富に植生する「シイの木」をフローリングに加工する取り組みがなされており、これまでチップ材にしか利用されなかったものに、高付加価値をつけた新たな製品として販売が開始されています。平成25年10月には、「やまぐちブランド」に登録されたところで、地域木材産業の活性化に繋がるものと期待しています。
本市では市内4箇所の森を「千年の森」に指定する千年の森条例を制定しており、市民の森林に対する理解や自然を愛する心の育成にも努めています。