金山町の気候は春夏秋冬の四季が明確であり、夏は高温多雨で、冬は有数の豪雪地帯です。
江戸時代から造林が行われてきた歴史があり、その気候風土が、山林管理に適した土壌や水資源を生み出し、良質な材木を生産できる環境にあります。
長伐期、大径木生産が特徴で80年生以上を「金山杉」としてブランド化し、100年、150年を目標として多世代に渡る山づくりの伝統が受け継がれており、樹齢約300年の杉の美林も点在するなど全国でも有数の杉の産地となっております。
金山杉は、恵まれた気候のおかげで、夏は大きく成長し、冬はじっと春を待つため、樹齢ほど太くなく、その分年輪が緻密で、木目が美しく狂いが生じにくい丈夫な杉に成長します。
また、白太と赤みがはっきりとしており、美しい木材になります。