宮崎県南西部に位置し、熊本・鹿児島県の3県の境界にあり市の北は九州山脈、南は日本の国立公園としては最初に指定された霧島錦江湾国立公園があり、また、霧島ジオパークの一部でもあるえびの高原をはじめ、韓国岳などを含む霧島の山々が連なっています。資源状況につきまして人工林面積は国有林も合わせて約13,000haの68%を占めており伐期に達した森林も含み豊富な森林資源に恵まれております。また市内には約3,200haの森林を所有し、造林・下刈の保育、製材・販売まで行う循環型林業の企業や素材生産の林業事業体や製材を主として取り組んでいる地元企業もあり、木材利用の盛んな地域でもあり、民有林の58%が森林経営計画の認定森林となっています。また、約300年前に白鳥神社の2本の巨大赤松が木造軸組構法としては世界最大の木造建築といわれる奈良・東大寺大仏殿の大屋根を支える梁として運ばれ現在も使用されています。