山梨県の北西部に位置する北杜市は、北に八ヶ岳、西に甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山の南アルプス、東には金峰山、瑞牆山がそびえる日本百名山に囲まれた、雄大な山岳景観を誇る地域です。
総面積は60,248haと県下最大の面積を有し、その76%にあたる46,000haが森林となっています。そのうち30,000haは県有林ですが、残りの16,000haは私有林や財産区有林など民有林となっており、その樹種はアカマツやコナラなどの天然林です。また、カラマツを主体とした人工林も4割近くあり、それらは成熟し利用期を迎えたものが多くなっています。