樹種の構成は、スギ、ヒノキなどの針葉樹の人工林が約68%、広葉樹などの天然林が約28%、その他タケなどが約4%と、針葉樹人工林の割合が高く、主に西部の山腹部に分布しています。一方、西部の山麓部や東部一帯には、以前は薪炭林として利用されていたと思われる、クヌギやコナラなどの落葉広葉樹の二次林が多く分布しています。
本市の地形的な優位性や豊富な人材とその高い技術力を生かし、川上から川下の関係者が協力・連携して、地域で産み出された木材を市民の生活とつなげる取組を進めており、小学校の内装木質化やHaRuNe小田原「うめまる広場」の壁面の木質化、小田原市いこいの森のバンガローなどの公共建築物への木材利用に加え、かます棒やかまぼこ板、木はがきをはじめとした他産業とのコラボレーションまで、多種多様な木材利用に取り組んでいます。